激安でショートフィルムを作る方法
ブロックプランがいわゆる自主映画と違う点
 一つは、 上述とおり、スタッフに対して必ずギャラが支払われる、という規定を設けている点。 また同時に、その負担のすべてが監督にあるのではないという点。その結果、監督も、 監督という役割に徹することができます。これにより現場の流れをスムーズに行うことができるわけです。
 二つめは、そういったギャラを含めた制作費を、あらかじめ見込める形での制作を行なうという点。たとえば、 雑誌などの媒体に紹介されることが決定しており、また、それを図版の貸出料や原稿料などで精算できるなど。あるいは、宣伝を兼ねるなどして、何らかの制作費を負担して
くれる小口のスポンサーを見つけるなど。 このような制作体系の模索も、ブロックプランの計画には含まれているのです。
 次回は実践編。